2016年11月1日
【第92回クルーズ】ピースボート便りVol.4
アイスランドから一週間、アメリカ、NY(ニューヨーク)に
寄港しました。私にとっては初寄港地です。
朝5時から起きて船がハドソン川を進みゆっくり
入港していくのを眺めていました。
NYでは人口の約36%をアメリカ以外で生まれた
人たちが占め、170近くの言語が話されているそうです。
乗ったタクシーのトライバーさんはバングラデシュの人、
スパでは韓国の人にペディキュアをしてもらい、
オーガニックマーケットでは「ニイハオ!」と
声をかけられました。
地下鉄の切符売り場はスペイン語・中国語・
韓国語への言語変換が。。
今まで訪れた寄港地の中で一番の人種や
バックグラウンドの多様性を感じました。
地下鉄に乗って一人向かった
Whitney Museum of American Artという
現代アートの美術館では、写真撮影も自由で、
みんなあーだこーだと言いながら作品鑑賞をしています。
そんなリラックスした雰囲気で作品と向かい合えるのは
作品との距離感が近くなり、色んな視点が生まれます。
美術館は8階建てで建物の三分の一がテラスになっていて、
自由の女神、隣接する空中庭園、街並みが一望できる
眺望のよいところです。
NYは誰でも街に違和感なく存在でき、お気に入りの場所を
見つけられるところだというのが魅力なのだと思いました。
また国連の本部があるのもNYです。
ピースボートの船体にあるロゴは、国連が推進している
「持続可能な開発のための目標」の、より平和で公平な
社会を作るための17の目標を表しています。
(貧困の根絶、健康な生活、質の高い教育、責任ある消費、など)
NY寄港前にも水先案内人の先生による講座や自主企画などで
盛んにそれらを具体的に考える機会が作られていました。
NY2日間では自由行動の人も多く、どんな時間を過ごしたのか、
体験談を聞くのが今の楽しみの一つです。
アママ村松