2026年8月4日
黄帝内経~季節の養生~
私たち鍼灸師のバイブルである中国の古典、『黄帝内経』には季節の養生法が書かれていて、夏はこう記されています。
夏、三月
此れを蕃秀と謂う
天地の気は交わり
万物は華さき実る
夜に臥せ早に起き
日を厭うこと無かれ
志をして努せしむること無かれ
華英をして成秀せしめ
気をして泄らすことを得しめ
愛する所、外に在るが若くす
・・・
(訳)
夏の三ヶ月は蕃秀と名付ける。草木は枝葉を伸ばして生い茂り、花咲き実のる季節である。真っ盛りの天の陽気は下り始め、地には陰気の兆しが来て、天地の気は交流する。花は陽気によって満開となり、陰気が凝って実を結ぶ。この季節には暗くなったら身を休め、朝は暗いうちから起きだす。太陽の光を嫌うことなく、発散しようとする気持ちを押し込めるようなことをしてはならぬ。花を咲き誇らせる様に、体も心も充分に解放し、陽気が発散しやすくする。愛好するものが外に在る様に積極的に外に出て活動する。
梅雨明けて日中はものすごい暑さです。この時期、畑に行く日は朝4時過ぎに起き5時に出発、8時には作業を終えて解散です。早寝早起き、太陽に当たって身体を動かして汗をかき発散してストレスをためない、畑と共にある生活は古典の教えを素直に模っているようです。
たくさん収穫させてもらった新鮮な野菜はあちこちへお裾分けしています。
父のヘルパーさんがお裾分けしてくれた韓国の冷たいワカメのスープ、身体がすーっと冷えて滋味深く美味しいかったのでレシピを教えてもらいました。
□冷たいワカメスープ
〈材料〉
わかめ 適量
胡瓜一本
調味料
万能ねぎ 適量
糸唐辛子 適量
すりごま 小さじ1
ごま油 小さじ1
酢 大さじ1/2
だし汁(カツオでも昆布でも可)4カップ
〈作り方〉
1.胡瓜は薄切り、わかめは湯通しする
2.合わせた調味料に胡瓜を混ぜる
3.胡瓜がしんなりしたらわかめとだし汁を合わせて冷やす
こんな風に野菜と交換で集まるレシピも私の喜びです。まだまだ気温の高い日は続きますが、まもなく立秋、畑も野菜も胡瓜やトマトのピークを越え、秋冬用の準備をしています。(秋植の枝豆、インゲン、南瓜の種蒔き)
村松



