2019年8月21日
【2019年夏ショートクルーズ】ピースボート便りVol.1
今回は100日越えの長いクルーズに乗船する前の研修も兼ねて
2名のスタッフに乗船してもらいました。
ただいま乗船中の二人からのお便りを載せたいと思います。
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初クルーズのアイリスです。
ただいま乗船している8月のショートクルーズ日本一周と
9月~12月世界一周クルーズに乗船するので頑張りたいと思います。
初めてなので、頭はほぼからっぽです(-_-;)
とりあえず先輩などに聞いたり、覚えるためにくっついて
必死に仕事をしています。
仕事以外の生活面では、幸い適応力が高いので(!?)
船内の生活は不便を感じませんでした(*^^)v
初めてのことに不安を感じて乗船しましたが、一緒にフィリピンの船員研修に
行った仲間たちにも船内で会えて、知っている顏を見たので
「ほっ」とした気持ちもあります。
船内の食事生活も元々香港出身の私には苦はなく、
香港は他国料理が多く、しかも西洋風の朝ごはんもあるので、
むしろ私に向いていて安心しました。
今回は長いクルーズ前に仕事を覚えたり、慣れるために必死で
港に降りてからの観光情報を調べる元気はなくて
寄港地は周りを頼りについて行っていますが、とても楽しんでいます。
その様子はまた次回か、柳田くんに任せたいと思います(笑)
それではまたの投稿をお楽しみに(^o^)(アイリス)
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柳田です。
お客さんとしては乗船経験がありますが、船もその時とは変わっていますし、
スタッフとしては初乗船になります。
8月4日(日)に海遊館が目の前にある大阪港を出航し、
最初の寄港地かつ私の出身地広島です。
台風の影響で約1日遅れての着岸となり、8月6日の平和公園での
式典には行けませんでしたが広島の鍼灸友達と夕食を共にしました。
お好み焼きじゃなく、ちゃんこ鍋(笑)という予想外の店でしたがおいしかったです。
店員さんの制服がカープのユニフォームなのがわかりますか?
その翌々日、8月8日立秋の日の鹿児島では、まだ穂が開いていないススキのそばを
数匹のトンボが飛んでいるのを見かけ秋の訪れを感じました。
8月9日の長崎では、原爆資料館で被爆者の方と話す機会があり
「式典が年々形だけのものになってきている」と憂いておられ、
生の声を聞けて良かったと同時に複雑な想いで長崎を後にしました。
釜山では「625マッコリ」という生マッコリ屋が安くて美味しいらしいと
調べていきました。
店のおばちゃん達がとってもフレンドリーでまた行きたくなる店でした。
また釜山には10回は来てるというドクターも
「このエリアは初めて来たけど、来れて良かった」と言われていました。
ウラジオストック、ロシア、はい、期待通りありました(笑)
マトリョーシカ屋。
いや期待以上です。
日本ではなかなか見かけない商品ラインナップじゃないでしょうか・・・。
そして初めてのボルシチ、これがとっても美味しかったです。
御覧のようにスプーンが長細いんですね。
こんな形は初めてみましたが具入りのスープにもってこいでした。
ウラジオストックから小樽への洋上の日、8月15日が満月の日でしたが
生憎、天気が悪くこの調子じゃ見れんじゃろうなと思い、遅番の仕事が終わり
満月の事も忘れて外に出ると、
なんと!雲がなくなりまん丸お月様が出迎えてくれてるじゃないですか!
これも船ならではかもしれませんね。
もえ先生が降りる前日、最後の夕方のカルチャースクールの太極拳で、
二人でお客さんを前にして九十九まで行いました。
終わってからの反応が予想以上に大きく、こちらもこみ上げてきてたんですが、
時間が押してて部屋を使う次の方々は待ってる、私もアママへ出勤せにゃいけんわで
感傷に浸る間もなくもえ先生最終日は過ぎていったのでした。
(柳田)