2018年2月21日
【96回クルーズ】ピースボート便りVol.4
日本を出港して1ヶ月、約2週間でオーストラリアの5つの港
(フリーマントル、アデレード、メルボルン、タスマニア島・ホバート、シドニー)
に寄港しました。
40度超の暑さと聞いていた夏のオーストラリアですが、
お天気によってはセーターを着る寄港地もあったくらいでした。
オーストラリアの国旗にはユニオンジャック、
街並や地名、文化にイギリスを感じるところも多く感じましたが、
フィッシュアンドチップスはイギリスのものよりも
オーストラリアの方が断然美味しかったです!
新鮮なお魚は身厚でふわっとしていて、
ソースもチリソースやタヒニソースなどお店によってさまざま。
(@フリーマントル↓)
大都市でも街路樹は大きく茂って木陰を作り、身近に広々した公園があります。
お昼の時間になるとオフィスワークと思われる人々が
ランチを持って公園にやってきます。
オーストラリアでは芝生の上にシートを敷いて
ごろごろしている人を沢山見かけました。
緑や土が都市で生活する人の心身のバランスと取ってくれているようです。
(メルボルン市内の公園)
私もオージーに倣ってテイクアウトで軽食を買って、
公園で一休み。
(↓ラップサンドと水で$12≒1100円。オーストラリアの食費は本当に高い!)
芝生でごろんとすると本当に気持ちよくてそのまま少しお昼寝。
普段はいくら寝ても寝たりない私ですが、
30分ほどのお昼寝でスッキリと目覚めました。
大地に受け止めてもらうのが一番のようです、よくわかりました。
さて、オーストラリアでは楽しみにしていた、タスマニア。
野生動物を保護しているボノロング野生動物公園へ行きました。
ここは怪我や病気が原因で保護された動物たちが暮らしています。
動物たちのいる囲いが低く、遠くの景色と一体となっている開放感のある動物園です。
オーストラリアならではの動物達に一気に会え、テンションが上がります。
ここの動物は人に懐いているので触ったり餌をあげたりすることもできます。
園内のガイドツアーに参加して、
タスマニアデビルには癌が蔓延していて絶滅しかかっていること、
交通事故にあった野生動物を見かけたら
おなかのポケットに子供がいない確認すること、
コアラの脳はクルミ大の大きさで1日のうち20時間が睡眠時間、
触れる時はコアラはお尻を、ワラビーは胸を、、、
など教えてもらいました。
オーストラリアは独自の進化を遂げた生き物の多様性が豊富な国ですが、
生態系の破壊は止まらず、毎年世界で絶滅してしまう種類の5~10%は
オーストラリアの固有種との事。
動物や珍しい植物たちに触れ、
人人人(多様性は豊富ですが)のピースボートの毎日の中で
ほかの生き物たちの目線で物事を測ることを教えてもらえたオーストラリアの2週間でした。
(シドニー郊外の街中のサイン)
アママ 村松