2021年6月2日
スタッフブログ~ドクダミ~
4月の半ばころから歩いているとドクダミが目に留まるようになります。
ハート形の濃い緑色の葉っぱに赤紫色の縁取り。
一斉に弦を伸ばして主張しています。
そして、ドクダミ同志が息を揃えて一斉に伸びて蕾をつけて
花を咲かせるように思えます。
私はドクダミの容姿やお茶が好きなので庭に生えなかなぁと
期待するのですが、想いは届かず。
よしもとばななさんの著書に
「家の鉢植えのドクダミの花が冬の間ずっと咲いていたけど、
春になって外のドクダミが一斉に咲き始めたらバトンタッチするように鉢植えの方は終わった」
確かそんな内容の文章があり、そんな神秘からさらにドクダミに想いを寄せています。
ドクダミは十薬(じゅうやく)とも呼ばれて民間療法にも重宝されてきています。
花が咲くころが一番薬効が高いそうで、
今年は島の友人達に倣って私もドクダミのチンキを仕込みました。
ドクダミを摘んで、軽く洗って陰干し、
ホワイトリカーに3週間以上漬け込む。
化粧水で希釈して美肌、美白効のある化粧水として。
希釈して虫よけスプレーに。
アクを煮しめたような香りなのに意外と虫が着いています。
この虫よけスプレーが使いたかったのはドクダミを摘んでいる最中だったかも。。。
いつもは虫よけにハッカやレモングラスの香りを纏っていますが、
今年の夏はドクダミの香りを纏う予定です。