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よもやま話(ブログ)

2021年8月25日

太極拳技解説 ~多聞内神道武相支部「夢語り」~

 現在、武相支部町田では、「緊急事態宣言」の下、
公共の施設の使用にいろいろな制限を受けています。
しかし、練習は継続して行ってきました。
昨年の4月、また、今年の4月には、会場が使えなくなり、
それぞれ一ヶ月間、休会を余儀なくされました。

けれども、毎週の日曜日、芹ケ谷公園の多目的広場をお借りして、
朝9時から、武相支部合同の練習会を行ってきていました。

 こういう世情だからこそ、合同の練習会は必要だと考えといますので、
たとえどんな環境でも、太極拳が行える場をまず、提供する、これであります。
そして、各会員の皆さまにおかれましても、毎日、5分でも10分でもいいので、
身体を動かす、「抜身筋骨」のどれか一つでも、繰り返し行う。
套路も、全門でなく、「基礎門15手」だけでも行うこと、
こんなお願いをしていました。

 1週間に1回の太極拳教室がほぼ、月4回、90分の練習です。
しかしその取り組み方は人それぞれでしょう。初心の頃は、
形も動きも判らず、本当に1週間に一回の練習時に行うだけ。
少し、形や動きを覚えてきますと、練習の前日とか、練習の前の時間とかに、
少しおさらいをするようになり、決まった時間に練習をする、
それを毎日行う、これも中々、、ということですね。
それでも、だんだんに、練習することも楽しくなり、どこが分からないのか、
ということも理解ができて、質問もできるようになってきます。
新しいことを覚えることに挑戦と、意気込んできた初心にまた戻り、
次のステージに上がってくださるようになります。

 新型コロナ騒ぎの余波で、この2年間、教室運営が難しい状況が
続いていますし、練習時だけの太極拳ではなく、自宅学習をお願いしても
上記のように、お一人では練習に実が入らないようです。
そこで、1回の練習時間を2時間に延長し、月3回、
1回は合同の自主練習会ということを原則とさせていただきました。
会員の皆さま相互でワイワイ練習を行っていただく時間や空間も、
大切にしていただければとの思いです。

 私が責任を持つのは月3回の2時間です。そこを適当に休憩の間を取りながら、
小架、大架の型式や散手や推手などを順繰りに、易しい覚えやすいものから、
少し難しい技に挑戦していただく内容です。内神道の技法を継続して覚えて
深めていただく計画を立てています。

 月に3回、残りの1回は、私の時間を頂くことにしました。
私の時間と言いましても、それを道場建設の時間にあてさせていただく、
と宣言しています。
それは、公共の施設をお借りしての練習は、このコロナ騒動で、
自前の道場を持たなければならない、という決意を固めさせてくれたからです。

さいわい、筑波の内神道本部道場を手本に、竹林に囲まれ、清水が湧く畑地を
借り受けることができています。
町田市の市街の中心から、ほど遠くないところに、竹林に囲まれた青空道場。
これをまず作りたいと考えています。

 その第一弾として、お米作りに挑戦しています。会員の方々、100人くらいが
自給できるお米と野菜、果樹や薬草も栽培する道場創りです。
練習の合間に、農作業を行い、半農半武道の稽古場を目指しています。
関東平野、首都の鬼門に位置します内神道関東総道場に対して、
首都逆鬼門に位置します我が武相道場創り。
現在、稲穂が揺れるミニミニ田園風景であります。

 長尾豊喜道長ご宗家から、昨年、96歳で逝去された林秀信賢老
が生前にいただいたカボスの種が、一会員さまのお庭で芽生え、
現在、4株が元氣に育っています。

 どうぞ皆さま、今はまだ夢物語ですが、武相支部の道場創りに、
ご一緒していただければさいわいであります。

芹ヶ谷カボス
芹け谷カボス

芹ヶ谷の春
芹ケ谷の春

芹ヶ谷の夏
芹ケ谷の夏

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