2024年9月25日
【秋の太極拳合宿報告】②
~丸森・筆甫太極拳合宿2024年 その2~
斎理屋敷を出た私たちは一路、そのつ森へ。
いつもすれ違いにドキドキする山道をバスで登っていきます。
20分ほどで旧筆甫中学、現“そのつ森”に到着します。
丸森で太極拳生徒さん数名と先生のみこさんが
お迎えしてくれました。
翌日は雨?かもしれないということで、
着替えて早速校庭で太極拳を行います。
風が吹いて、コスモスが揺れて、、
とても気持ち良い空気の中で太極拳を行いました。
この校庭の芝も最初の頃の合宿ではボランティアとして
みんなで植えたのが懐かしいです。
1時間半ほど行って、あっという間に夕食の時間です。
素朴な家庭料理で、お米や野菜が美味しくて
毎回みんな食欲が増しておかわりする人も多いのですが、
写真は取り忘れています(^^;
19時過ぎにはバスの運転手さんが迎えに来てくれて、
あぶくま荘宿泊組は移動します。
そしてそのつ森に残った10名で後片づけをし、お風呂に順番に入り、
部屋飲みするグループも(^_-)-☆
コンタクトを取ってしまった後で、月が明るくて
見えにくかったですが、この日の深夜は星がたくさん出ていました。
さて、翌日は午後から雨予報です。
計画では早朝太極拳⇒朝食⇒練習⇒お昼⇒日本ミツバチの養蜂場を
訪ねるという予定でした。
ただ、雨予報だったため、計画を変更して午前中に
養蜂場見学としました。
歩いたのは20分弱くらいでしょうか。
そのつ森を出て、ひっぽで樹齢500年以上といわれる
ウバヒガン桜を横目にみて歩いていきます。
少し山道に入りますが、ここは新たに発見された道で、
(過去に使われていたけれど、やぶに埋もれていた!?)
養蜂場を営む矢野さんが私たちのために草を刈っておいて
くれたそうです。
切った草がふかふかに敷かれていて足に優しい道でした。
到着したところには縦に箱が重なっている2つの巣箱がありました。
矢野養蜂場に到着です。
矢野さんは元々は震災ボランティアで東北に来て、その後、
ひっぽに移住したとのこと。
矢野さんは穏やかで話もとても分かりやすく、思ったよりも
みなさん前のめりで聞いていました。
そんな中、置いてある巣箱に向かって
スズメバチが1匹、また1匹と狙ってきますが、
矢野さんが羽子板のような板で叩いて瞬殺します(;゚Д゚)
希少な日本ミツバチの養蜂について教えていただき、
みんな興味津々で矢野さんへの質問が止まりません。
採蜜のときにはミツバチたちも興奮してちょっと攻撃的になることが
あるから、離れて・・といわれますが、離れては近づき、
ケースについた蜂蜜をなめさせてもらったり。
とても味が濃い蜂蜜です。
巣箱から切り取った一部の巣をプラスティックケースに入れて
家の方に移動します。
家は賃貸のようですが、古くて大きな古民家です。
2階はいつ崩れ落ちてもおかしくないような様子ですし、
1階には雨漏り対策?と言ってたかな、部屋の中に
テントが張ってありそこで寝泊まりしているそうです。
窓や玄関が空いていたので矢野さんが飼っている猫も登場しました。
↑髪の毛のない兄弟??の写真も(笑)
玄関の前で取ってきた巣の一部をザルのようなものを使ってろ過します。
国産で天然100%の日本ミツバチのはちみつは市場流通の
たったの0.1%ということです。
採蜜方式は下流方式といわれ、砕いた巣から
自然と落ちてくるのを待つそうです。
ローヤルゼリーやミツロウの成分も含まれたくさんの栄養素や
成分が含まれるとのことです。
余談ですが、80代の参加者Nさんはとても若々しいのですが、
30年くらいローヤルゼリーを取っているらしく、
肌ツヤが良いのはそのおかげかも、とおっしゃっていました。
市場に出ているものは加熱処理しているものが多く、
はちみつ本来の栄養成分が失われてしまっているものも
多いらしいのですが、今そこで採ったはちみつを頂けるのは
とても贅沢ですね。
ただ、パッケージするのを待っていると太極拳をする
時間がなくなってしまうため、
後日希望者には送ってもらうことになりました。
そして、本日ちょうどはちみつが届きました。
ミツロウを購入した方もいたのですが、猫と肉球の形?
ミツバチの巣箱にアヒルのおもちゃが乗っていたり、
外から見える家の土間にアヒルのオブジェ?のようなものも
あったので矢野さんは可愛いものが好きらしいです(*^^*)
合宿から帰って1週間が過ぎましたが、
届いたハチミツを楽しみたいと思います。
またまた、太極拳についてはほとんど何も書いていませんが、
次週に続きます。
〔モ〕