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よもやま話(ブログ)

2026年3月18日

『手に魂を込めて歩いてみれば』

~『手に魂を込めて歩いてみれば』~

というドキュメンタリー映画を観ました。
監督はイランから亡命したフランス在住の女性映像作家。
パレスチナのガザ北部で暮らす女性フォトジャーナリストの
ファティマ・ハッスーナと監督とのスマホを使ったビデオ通話を
中心に構成された映画です。

通話は自宅や電波のよい友人宅、
時には避難しているシェルターからと毎回変わり、
ファティマを通してガザの普通の(異常ではありますが)
暮らしが映し出されています。
ファティマの言葉と笑顔には自己憐憫さがなく、
生きていく使命感とたくましさが伝わってきます。
それは映画のなかに挿し込まれた彼女の写した写真、
自作の美しい詩や歌からも感じられます。
メディアから入ってくる破壊され尽くし廃墟となったガザの凄惨な報道よりも、
市井の人々の日常は強く心に響きます。
「ガザは私の全て、友人も家族も思い出も全てがここにあるのだから
私はここを離れることはない。」
とハッキリと語っていたのが印象的でした。
しかしこの映画がカンヌ国際映画祭「ACID部門」に選出が決まった翌日、
彼女の自宅はイスラエル軍の空爆の標的にされ
家族とともに殺害されてしまいます。

いま私の目の前には一日一日と歳を重ねる父との日常、
心の中には25歳で生涯を閉じたファティマ。

テーブルに飾ったスイトピーを見て父が
『このピンク色を見ていると気持ちが優しくなる』
と言っていました。

世界への関心と気持ちの平安のバランスをとるのには
工夫が必要ではありますが、
多くの人とこの映画共有できたらと思います。

Screenshot

ーwalk for Fatma

映画の公式ホームページ
https://unitedpeople.jp/put/

〔村〕

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