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よもやま話(ブログ)

2026年3月25日

月経前症候群(PMS)と鍼灸

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月経前症候群(PMS)は、
排卵後から月経開始までの「黄体期」に、
エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの急激な変化が原因で起こる
身体的・精神的な症状(イライラ、頭痛、腰痛、むくみ、乳房痛、眠気、動悸、など)です。

鍼灸がこれに効く理由は、東洋医学と現代医学の両面から説明できます。

1. ホルモンバランスの調整
PMSの根本原因は、ホルモンの「波」が脳や体に影響を与えることです。

鍼刺激は

視床下部-下垂体-卵巣系

に働きかけ、エストロゲンとプロゲステロンの分泌を穏やかに整えます。
これにより、ホルモンの急激な変動が緩和され、
症状が出にくくなります。

2. 自律神経のバランスを整える

PMSでは交感神経(緊張・ストレス側)が優位になりやすく、
イライラや動悸、頭重感などが起こります。
鍼灸はツボ刺激を通じて交感神経と
副交感神経のバランスを回復させ、
リラクゼーションを促します。
これにより、体温調整、血流、内臓機能が改善し、全体的な不調が軽減します。

3. 血流・循環の改善(特に骨盤内)

鍼や灸で下肢や腹部のツボを刺激すると、骨盤内の血流が促進されます。
これにより、むくみ、腹痛、腰痛などの身体症状が和らぎます。
東洋医学では「気血の流れの滞り」を解消すると考えられています。

4. 神経伝達物質と内因性オピオイドの影響

鍼刺激は脳に信号を送り、
セロトニン、エンドルフィン(自然の鎮痛物質)、GABAなどの分泌を促します。
これらは気分安定や痛みの軽減に役立ち、
PMSの精神的症状(不安、うつ気分)や身体的痛みに効果を発揮します。

[東洋医学的な視点]
東洋医学ではPMSを「肝の気滞」「気血の不調」と捉え、鍼灸で全体のバランスを整えます。
代表的なツボとして三陰交がよく用いられ、月経前から予防的に使う人もいます。

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三陰交の取り方:内くるぶしから指4本分上に上がった骨際。

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