2018年2月7日
【96回クルーズ】ピースボート便りVol.3
ピースボートの船体に新しくロゴが加わっています。
ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)はオーストラリアで発足し、
昨年ノーベル平和賞を受賞し話題になりました。
ピースボートも国際運営団体としてかかわっています。
船内には広島出身の被爆者の方、
福島県飯館村で酪農業に携わる方、
オーストラリアの先住民で核実験の被害にあった方、
ICANのディレクター、
ジャーナリスト
が水先案内人として乗船されています。
福島原発関連のドキュメンタリー映画、
報道の減る被災地の現実、
日本以外での核被害についての講演、
ICANの活動報告など
日本のTVや新聞、雑誌などでは報道されない、知りにくい現状を
それぞれの専門の方や関係者から聞く企画が連日催されています。
私は自分の生活にきちんと責任を持っているのだろうか、
自分がその立場に置かれた時にどんな行動がとれるのか、
日常生活から離れ、国も価値観も立場の様々な人との距離が近い
ピースボートの生活ではいつもこのことについて考えます。
そして1/31、皆既月食。
21時ごろメルボルンの夜景を背景に昇ったきれいな満月を見て気分が高まります、、、
奇跡的に23:50に目を覚まし、デッキに出るとまさに月食中の赤い月。
月の周りの星たちもキラキラと輝く満天の星空。
その日はなんとなく寝苦しく、月食の時、
妊婦さんは外出禁止というインド人の話を思い出していた夜でした。
150年に一度の月、ずっと記憶に留めていたいと思います。
アママ 村松