2024年1月24日
【ハラッパ蓬通信】~紫雲膏作りと1月のヨモギランチ~
年明け最初に紫雲膏作りとヨモギランチで七草がゆ、と
イベントが続きました。
紫雲膏はお灸をするときなどに、もぐさの下に塗ったり、
火傷やひび割れ、切り傷などに効果のある軟膏です。
私がよく使うのは鼻をかみすぎて鼻の下が切れて痛い時に
夜塗って寝ると、翌朝はスッカリ良くなっています。
家庭用に誰でも作れるものですが、配合や使う材料には
薬剤師や鍼灸師でも各々こだわりがあるようです。
材料は、胡麻油、蜜ろう、紫根、トウキです。
胡麻油は昔から松本製油の玉締め絞り胡麻油を使っています。
蜜ろうはいつも漢方薬局で買っていましたが、塊で買うと
切るのが大変なため、今回は国産で最初から小さい塊で販売している
蜜ろうを購入しました。岡山県の蜂蜜屋さんのものです。
トウキも漢方薬局で買っていましたが、大久保には食品用のトウキが
販売しているお店がいくつもあります。
試しに近くのお店で買ってみました。
(胡麻油で揚げたトウキを食べましたが、こちらの方が美味しかった!)
紫根は過去に購入した残りがあったので、漢方薬局で購入したものでした。
今回の参加者は5名です。
全員鍼灸師で、作った経験もあったため、
サクサクと手順がすすみ、あっという間に終わってしまいました。
13時~17時までを予定していましたが、15時にはティータイムになっていました(^^♪
1年に1回くらいは紫雲膏作りをしていますので、機会があれば
体験しにきてくださいね。
その翌日は祝日でしたが、ヨモギランチをしました。
1月は毎年恒例の七草がゆです。すずな、すずしろのカブと大根以外は
院長が町田で野草を摘んできてくれました。
お粥の作り方は昔、『ためしてガッテン』という番組で
紹介されていた、究極のおかゆの作り方です。
ゆっくりコトコト煮なくても20分ほどで生米からのお粥が作れるのでとても便利です。
祝日のため、普段は食べる専門の鍼灸学生が準備を手伝いにきてくれました。
太極拳の生徒さんも来て、9名の参加者でした。
いつも美味しい手作りお菓子を持ってきてくれる、Jさんは
新年を祝うガレット「デ・ロワ」を作ってきてくれました。
これまた美味しかったです♪
そんなこんなで新年から楽しい会を催せてよかったです。
ヨモギランチは毎月1回昼のイベントですが、
今年は“夜のハラッパ”も復活できたらよいですね。
早め早めに計画できたらと思いますが、
どうなることでしょう~(*^▽^*)
また、お知らせさせていただきます。
それでは!
〔モ〕