2014年10月1日
新宿内藤とうがらしフェア開催中
10月4日を”トウガラシの日”として、その前後の
9月30日から10月6日まで、新宿の新しい歴史、
文化、観光、物産を紹介するフェアとして、現在、
新宿各地で内藤とうがらしフェアが開催されています。
百人町地域も少し前からご近所仲間たちでこの活動に
賛同し、参加しています。蓬治療所の内藤とうがらしは
見るたびに減っているようで、ご近所さんのお料理に
役だっているのかしら?と思いますが・・。
とうがらしフェアに先立ち、昨日、内藤とうがらしを
広める活動をしている新宿各地域の人たちや、江戸の
伝統野菜を育ててくださっている農家の方々と、
四谷区民センターにて交流会がありました。
交流会には内藤家の17代当主!!の内藤さんも
いらしていて、少しだけ歴史を語って下さいました。
以下、交流会の様子の写真です。
↑準備期間が短いながらこの活動に賛同、参加したとういう、
伊勢丹さん。今日から10月7日まで、レストラン街や
地下の食料品売り場にて、様々なとうがらし料理が販売されます。
個人的には伊勢丹新宿店店長さんもオススメの
内藤とうがらし入りの月餅が気になります。
↑新宿の各小学校では内藤とうがらし以外にも、
江戸の伝統野菜、鳴子ウリ、内藤かぼちゃ、
早稲田ミョウガなどを育てているそうです。
在来種であるため、伝統を引き継ぐということと同じく、
例えば3年生の時に野菜を作って4年生の時に収穫し、
またその種を次の3年生に引き継ぐなど、次の世代に
引き継いでいくこと自体が教育の一環にもなっているそうです。
↑内藤かぼちゃはとっても立派!
早稲田みょうがは農家の方が見やすいように
ディスプレイしてくれたそう。
四谷地区は始まった当初から賛同し、参加しているそうで、
七色とうがらしを調合して販売しているそうです。
他にも高田馬場では10月4日~8日まで、
BIGBOX前を本部として、「バル辛フェスタ」として
30店舗のお店をおトクに食べ歩けるイベントが開催されます。
詳細情報はこちら↓
バル辛フェスタ
そして、最後になりますが、我が百人町では
「国際色豊かな内藤とうがらし辛クラーベ」として、
9月30日~10月5日まで内藤とうがらしを使った
お料理を各参加店舗で楽しめます。
ざっとご紹介しますと、
【アイヌ料理ハルコロ、ホルモンでめ金、百人町あうん、
”久留米ひとつぼ、寿司屋鯛将、トルコ料理ヒサル、
大村庵、蒙古三昧薬膳火鍋、小尾羊、チュニジア料理ハンニバル、
ジンギスカン網網、麺屋鯱、BOCALOCA、MKCAFE、
たこやきの家、飲み屋チェブラーシカ、
タイ&ラオスレストランプァンタイ】という感じです。
こちらの写真は交流会のお土産でもらった
真っ赤でリッパ!な内藤とうがらしの鉢です。
短い期間ですが、新宿を通る方はぜひ!
内藤とうがらしフェアを楽しんで下さいネ。
ーーところでそもそも「内藤とうがらし復活プロジェクト」とは?–
約400年前の江戸時代に新宿御苑を含む約20万坪の土地を領地に
していたという内藤家。その内藤家の領地で栽培されていた野菜の
中に「とうがらし」もありました。
2008年、新宿を元気にする運動の一環として、
その地域で作っていた野菜を復活しようということで
内藤とうがらし復活プロジェクトが誕生したそうです。
江戸時代には内藤新宿の近在農家はこぞってとうがらしの
栽培に励み、秋になると新宿から大久保方面まで一面が
真っ赤なとうがらしでうめつくされていたという記録も
あるそうです。
詳しくはこちらをご覧くださいマセ。↓
内藤とうがらしプロジェクト