2015年12月2日
【第88回クルーズ】ピースボート便りVol.8
11/27(金)曇り時々スコール
11/24、クルーズ最後の寄港地サモアの首都、
アピアに寄港しました。
遠出して片道1時間半、島の反対側の
トスアトレンチという場所に行くことにしました。
タクシーを4時間チャーターして
160タラ(サモアの通貨、$1=2タラ)です。
ちなみに村のバスで行くと6タラ。
バナナ1房2タラ、アボガド1個1~2タラ、
街のレストランで食べたカレーライスは14タラ。
交通手段が限られるため、観光客が乗る
タクシー代は高めです。
港町を出ると牧場やのんびりとした
平和な村の風景が広がります。
途中、滝やドライバーさんのお家に
立ち寄ったりのポレポレツアーです。
印象的なのは村の中がとってもきれいだったこと。
道にあるゴミ捨て場は地面より高いところに台があり、
野良犬がゴミに近づけないようになっています。
どの家にも広い庭があり、芝生や植物が丁寧に
育てられています。
家とは別に屋根と柱だけのスペースがあり
(リビングのようなもところ?)村人がごろごろ
しながら、タクシーの私たちに向かって手を振ってくれます。
トスアトレンチ。
一見大きな泉のようですが、ここは海とつながっています。
垂直な梯子を伝って海まで下りて行きます。
(これはかなり怖い)
大きな穴に落ちたような、、、周りを絶壁で囲われて
いるので海に入っているという実感もあまりまりません。
静寂で神秘的で不思議な場所でした。
太平洋横断中、サモアの酋長の言葉を集めたという
『パパラギ』という本を読んでいます。
南太平洋の島でのポレポレな時間を過ごし、
彼らの文化、価値観、時間の流れに触れて、
私たちの日常と行動、その矛盾について
考えを巡らせているところです。
タヒチ、アピアと南太平洋の海でしっかり
日焼けしてきました。
こんがり焼けた肌で帰国してみなさんに
お会いできると思います。
アママ村松