2016年1月13日
【第90回クルーズ】ピースボート便りVol.2
「モルディブ」
船はインド洋に浮かぶ珊瑚でできたモルディブの首都
マーレに着きました。まだ北半球ですが、赤道も近いので
日差しは強いですが、日陰に入ると涼しく感じられます。
モルディブと言えば綺麗な海やビーチがあり、
ハネムーンで人気のリゾート地という印象でしたが、
標高は2mほどしかなく海面が1m上昇すると
80%が水没し、2100年までには完全に
海に沈んでしまうという深刻な状況を国のようです。
その首都マーレは東西約2.5Km、南北約1.5Kmで
歩いても1周1時間ほどのとても小さな島です。
この小さな島にモルディブの全人口の約3分の1
にあたる10万人の人々が住んでいるそうです。
この小さな島にどのような魅力があるのか楽しみです。
通貨はRf(ルフィア)1Rfで約6.6円です。
桟橋からすぐ目の前に共和国広場があり、そこには
大きなモルディブ国旗が風になびいていました。
モルディブの赤は勇気を緑はココヤシを表し、
三日月はイスラム教の象徴だそうです。
街はインドやスリランカといった雰囲気で、
通りは狭くバイクがビュンビュン走っています。
街の中心には南北に走るチャンダニー・マグという通りと
東西に走るボドゥタクルファヌ・マグという通りが
メインストリートのようで、レストランやカフェなどが
多くありました。
看板は英語で記載されていますが、???といった
文字で書かれたものもあります。
モルディブの言語「ディベヒ語」というそうです。
アラビア語に雰囲気は似ていますが違うようです。
お腹が空いて入ったレストランは2階建てで、
2階は開放的でオープンテラスもありましたが、
1階は明かりも暗くされていました。
理由はイスラム教の女性も安心して入れるように
ということのようです。
メニューはピザやケバブ、カレーなどメニューが
豊富なお店でした。
僕は南インド料理「Biriyani」というカレーピラフの
ようなものを頼みました。
味は少しスパイシーだけど、鶏肉の旨味も
しっかりでていて、とても美味しかったです。
これでRf50なので400円弱。大満足です。
ただ、地元の人はピザをみんな注文していました(笑)
レストランの近くにパン屋さんもあり、
そのパン屋さんで地元の人が買ってた
「Kulhi Boakiba」というケーキの
ようなものを買いました。
外はパイ生地のようでツナなどが入っていて、
味は香辛料の効いたカレーコロッケのような感じで、
これまた美味しかったです。
モルディブの海はやはり綺麗です。
海やビーチを楽しみ、美味しいものに出会え癒されました。
アママ 鈴木