2016年2月24日
【第90回クルーズ】ピースボート便りVol.5
「ウシュアイア」
2/19,ウシュアイアに着きました。
世界の果ての都市であるウシュアイアは
南極クルーズの発着地点で、ピースボートの
南極クルーズツアーもはここから出発します。
南極に最も近い都市なので寒いです。
南半球なので今は夏ですが、気温は10℃前後で
風も強く体感温度はもっと冷たく感じます。
自然豊かな景色を見たくて、タクシーで30分
ほどのところにあるティエラ・デル・フエゴ国立公園に
行きました。国立公園の大きさは東京都の3分の1
ほどで、山々や川、湖など雄大な山岳風景を
楽しめる公園です。
ティエラ・デル・フエゴとは火の大地という意味で、
マゼランが大西洋を南下していたときに、断崖の
上に先住民が焚いていた松明の火を見て名付けたそうです。
国立公園内は世界中からトレッキングを楽しむ人たちも
多いそうで、公園内にはキャンプ場や寒い体を暖めて
くれてる暖炉のあるカフェなどもありました。
美しい風景を散策しているとダムのようなところに着きました。
ここはビーバーが作るビーバーダムで、川の流れを止めて
住処にしているそうです。頭がいい。
最後に世界最南端にある
「世界の果て駅」と「世界の果て号」を
見に行きました。
正式名称は南フエゴ鉄道です。
レトロな蒸気機関車が素敵な景色の中を
走っていきます。元々は監獄のための蒔を
森から運ぶ鉄道だったみたいですが、いまでは
世界最南端を走る鉄道として活躍しています。
ウシュアイアは空気も澄んでいて、肺の中から
すっかり浄化されたような気がします。
クルーズもいよいよ1ヶ月ちょっととなりました。
これからパタゴニアのフィヨルドを抜け、チリの
バルパライソに向けて船は進みます。
アママ鈴木