2018年10月31日
【99回クルーズ】ピースボート便りVol.3
日本を出港して約2か月、クルーズも半ばを過ぎました。
3週間ぶりの船からのレポートはこのクルーズのハイライト、
オーロラ遊覧について。
アイルランドからアイスランドに向かう4日間、オーロラベルトに入り
オーロラ遭遇のチャンスがやってきます。
陸からのアプローチとは違い、船にはオーロラナビゲーターが乗船し、
オーロラレーダー、雲の晴れ間、波の状態などの条件をもとに
オーロラを求めて船はぐんぐん進んでいきます。
結論からいうと今回のオーロラ遊覧中は気象条件が悪く、
白に少し緑が混じったふわっとしたオーロラが何度か見えた程度に終わりました。
白いオーロラはカメラに通すと緑色ですが、肉眼では白いので
雲に見えたり、人によっては見えなかったり。
私も感度の良いカメラを持っている人の近くにいって、
写真に写った緑の光を確認してまた空を見るといった具合です。
船はオーロラを求めてアイスランドの北へ。
アイスランドをぐるっと一周したので、
昼間は2日間アイスランドのフィヨルドや雪山を遊覧し
アイスランドの大きさや迫力を体感。
10/22、アイスランドの首都レイキャビック寄港。
曇り、時々雨。気温4℃。
今回はそんなわけでオーロラ欲を満たすため、
私たちはオーロラミュージアムへ。
オーロラは太陽から放射された帯電微粒子と大気中の窒素や
酸素の粒子が衝突して発光すること。
色は衝突する高度や原子粒子によって変わるとのこと。
基礎知識を学んだり、
アイスランド各地で撮影された美しいオーロラの映像を
ごろんと横になって観賞したり、
オーロラの発光が強い時には街中でも満月の明かりの下でも
オーロラがしっかりと見えています。
夏は白夜、冬はその反対。
厳しい自然環境と豊富な自然資源の中でたくさんのセンスの良い生活用品、
アートや音楽が生まれる国。
地熱利用と水資源が豊富、土地も広いので
電気、水道、土地代がものすごく安いので郊外にセカンドハウスを持つ人も多いとか。
◇おまけ◇
レストランの洗面所、蛇口からはほっかほかのお湯。
硫黄の香りがほんのりして肌当たりもとても良かったので、
店員さんに尋ねると
『温泉がそのまま出るの、サービスウォーターは温泉を冷ましたものよ』
って誇らしげでした。
アママ村松