2024年3月27日
日々の雑感ブログ~冬のオホーツク海2~
※よもぎ通信というメルマガ用のスタッフブログを
こちらにも載せています。
~冬のオホーツク海2~
ホテル日の出岬の朝は早起きして温泉からスタートしました。
が、曇っていたので残念ながら日の出は見られませんでした。
根室からちょっと距離はありますが、周りには何もないですし、
きっと日の出が見られたら景色もよいのだろうな、
こじんまりしたホテルでゆったりできるので、
夏に来るのも良さそうです。
日の出は見られませんでしたが、窓から曇った外をみると
海には流氷がたくさん浮かんでいます。
・・・というか、海が流氷で埋め尽くされて真っ白で境目がわかりません。
今回の一番の目的はガリンコ号で流氷を見ることだったので、
朝ごはんには、いくらご飯などを頂き、早々ホテルを後にしました。
ガリンコ号はガリンコⅡとガリンコⅢがあるのですが、
新しいガリンコⅢ号を予約しました。
Ⅱ号は赤いボディでⅢ号はオレンジボディ。
https://o-tower.co.jp/garinkogo.html
この日は港に流氷が多いので、ガリンコ号の接岸に
時間がかかるというアナウンスがありました。
曇っているものの、雪は降っていなかったので、
思ったよりも寒さも緩和されていました。
10時半の会はツアー客などがいなかったので、少し
空いていたようです。
前方の外でドリルが流氷を砕く様子をみるのもよいですし、
室内の下の階で流氷と目線を同じにして見るのも楽しい(*^^*)
行ったり来たりしながら楽しみました。
義理のお父さんがいうには、以前は流氷も厚く、
北方領土まで流氷の上を歩いて行けたそうです。
(お父さんが生まれるもっと前の話?)
ちょうど“ゴールデンカムイ”というマンガを読んでいたのですが、
樺太まで流氷を歩いていくシーンが出てきます。
乗ってみたいけれど、今は無理ですよね(^^;
遠くの方で大ワシが流氷の上に乗っているのが見えました。
運がよければアザラシなども見られるのでしょうか。
オホーツク海の動物たちが見られたら~と目を凝らして
探しましたが、中々見つからず(^^;
ガリンコⅢ号、湾の外の遠くまで行くのかと思ったのですが、
流氷がたくさんあるので、近場で引き返しました。
流氷が湾まで来ていなければ少し遠出して流氷を探しに
いくようです。
そして船が接岸するのに流氷が邪魔しているので大分時間がかかりました。
船側と港側でロープを渡しゆっくり、じっくり接岸します。
接岸が終わるまで港側で作業をしているカニの帽子を
かぶったおじさんがお客さんたちにコミカルな動きを見せて
サービスしてくれます(^_-)-☆
15分~20分くらいかかって港に接岸し、
あっという間のガリンコ体験が終わりました。
次の時間はアジアのどこかの国のツアー客がたくさん待っていました。
ガリンコⅡ号も人気らしく、たくさんの乗客を乗せて
出発していきます。
その後は海底階のあるオホーツクタワーに寄って
(実際海底階の窓から海の様子はほとんど曇って見えず・・)
ガリンコにさよならします。
その後は唐突にたっている蟹爪の巨大オブジェのところまで行き
記念撮影をしました。
1983年に紋別に建てられて、以前は流氷の時期に海に浮かべることもあったそう。
こんな大きいものをどうやって浮かべるのかわかりませんが・・。
今は陸地にずっと置いてあるようです。
お昼になったので、紋別でラーメンを食べて、
お土産を買い、また長い雪道を帰ります。
お土産屋さんでは紋別の近く、興部町(オコッペと読むのですね!)の
バターケーキを買いました。
牛の絵柄のオコッペの有機ヨーグルトなどは
東京でもよく見かけますが、バターケーキは見たことがなかったので。
オコッペ産の牛乳、バターなどシンプルな原材料で、
後日美味しくいただきました(*^^*)
18時くらいに中標津に到着して
根室の回転ずし「花まる」でお寿司を食べました。
花咲ガニのお味噌汁は量が多い!
移動時間が長い旅となりましたが、ところどころ美味しいものを食べ、
温泉に入り、充実した1泊2日の旅だったかと思います。
北海道は夏と冬で全く違うので、もう一度同じ場所を夏に旅してみたいですね。
そんな日が来たときはまたご紹介させていただきまーす。
おわり
〔モ〕