2025年9月10日
太極拳技解説~老子の武道勉強会より~
【太極拳技解説】
~老子の武道勉強会より~
8月31日(日)に上級者11名+2名の初級聴講生で
長尾豊喜道長先生の書かれた
『老子の武道』の書籍をテキストにした勉強会が行われました。

今回の目的は
●『老子の武道』をテキストとして、各々の日常生活における
姿勢と動作について「勁」と「力」の違いを体得理解すること、
●各々の心身の点検改善を徹底的に図っていくこと、でした。
こういった座学中心の太極拳の勉強会は久しぶりでしたが、
ぎゅうぎゅうに狭い道場に皆で集まって勉強をするのも良かったです。
『老子の武道』は太極拳以外にも様々な内容が網羅されている本です。
購入したときには“猫の妙術“、”アインシュタイン“、”塩田剛三“・・・などなど
索引をみて興味を引かれたところを読んでいました。
分厚い本のため、辞典のような使い方をしていて、最初から通しでは
読んでいなかったため、改めて太極拳の技について、しっかり書かれていたのだと
再認識しました(>_<)
武道門の稽古でも足捌き(トウ・チャン・ター・ティン)
腕捌き(ホウ・リー・セイ・アン・サイ・レツ・チュウ・コク)
などの基礎的な動きはいつも確認しますが、
言葉の意味を理解することと、身体で実践できるのはまた違います。

午後、ランチの後はベッドを片付けた治療室の方に移動して
皆で対になって練習をしました。
座学の道場よりさらに狭い環境で不拠頂(ふほうちょう)の状態とは?
粘で相手にくっついていく練習、
前後勁の
蹬(トウ)→かかとからつま先のエネルギー、
撑(チャン)→つま先からかかとのエネルギー(漢字は足偏)
上下勁の
蹋(ター)→沈むエネルギー
頂(ティン)→上にいくエネルギー
などを確認しながら相手に按(押すこと)をかけていく
ような練習も行いました。
また、このメルマガでも書かれたことのある、三盤四正(さんばんしせい)に
ついての改めての確認や、重心の位置など
いかに力(リキ)をなくして勁(ケイ)を使っていくか
理論と実践の充実した勉強会になりました。
大沢先生はカタカムナを学んでいるため、太極拳の技の名前は中国語ですが、
日本語のカタカムナに翻訳することで技の意味の理解をさらに図る勉強会にも
なりました。
何年太極拳を習っていても勁の発動は中々難しいものですが、
このように皆で技を確認しながら基礎的なことを練習する会があると
自分の立ち位置の確認にもなります。
いつも忙しくて不参加の武道門のO師兄。
押しても引いても山のように動かないOさんも
今回は珍しく参加していたため(^_-)
相手をしてもらうとまた、勉強になります。
現在、鍼灸学生さん向けの太極拳教室があり、先生が細かく技の説明などをして
記録を残しているところです。蓬「ミ」塾のホームページに
載せていきたいと思いますのでお待ちくださいね。
それでは。
〔モ〕

